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院長コラム

時には一人時間を!

2021年11月1日

時には一人時間を!

第28号:2021年11月号

 

 24時間365日、子育てにはお休みがありません。お子さんが幼い頃は特に、日々目まぐるしく過ぎていきます。忙しいはまさに「心を亡くす」と書きますが、心を亡くした状態でお子さんに接していると、感情的になりイライラすることが常習化してしまいます。中にはお子さんとの付き合い方にそもそも慣れていて、あまりストレスを感じないという人もいますが本当に稀です。大半の方は、日々の子育てに少なからずストレスを感じて、中には疲弊して体調を壊してしまう方もいます。また、イライラして子どもに手を挙げてしまうという最悪の事態も。

そうならないためにも、私は「一人時間」をおススメしています。親子といえども違う人格をもった個々の人間ですから、時には距離をとることが必要なのです。物理的に距離をとることは、心の距離をとることにもつながります。アンガーマネージメント(怒りのコントロール)においても、イライラした時は速やかにその場から離れることを勧めています。育児においてこうでなければならないというしがらみが多すぎて、理想のママを演じすぎていませんか?手を抜くことに罪悪感を抱くことはありませんか?

 「一人時間」には自分の好きなことをしましょう。美容院に行く、カフェでお茶を飲む、好きな本を読む、映画を観る、お散歩する、習い事を始めてみる、自分自身の心に常に栄養を補充してあげないと、目下優しい気持ちにはなれないものです。定期的にできるように、周囲の協力を仰ぎましょう。日々目先のことに一喜一憂してしまうものですが、子育ては先が長く、またその時々(乳児期~幼児期~学童期~思春期)で抱える問題はどんどん変化していきます。その時々でたとえ困難なことがあっても、10年後に振り返ってみると、懐かしい思い出となり笑っていられるものですから。

子育ての道のりは長いので、一人時間を意識的に作って心に栄養を!ママだって楽しい時間を過ごしてもいいのですよ。

子育て教習所があったなら・・

2021年10月8日

子育て教習所があったなら・・

第27号:2021年10月号

 育児で悩んだことがないという親御さんは皆無だと思われます。程度の差はあれ、日々目の前の些細なことから将来の不安まで、子育てにおいて悩みはつきません。保育士さんをはじめとする子どもに関わる仕事であれば、多少なりとも子育ての疑似体験ができるかもしれません。しかし大半の人にとっては、自分の子どもが産まれてすべてが初めて尽くしの子育て経験となります。

 もし自動車教習所のように、あらかじめ「子育て教習所」なるものがあって、勉強して免許をとらないと子育てできないとしたらどうでしょうか。状況は少しでも変わるでしょうか。運転免許を取得しても、日常的に運転しなければいわゆるペーパードライバーとなり、運転できないのと変わりません。免許証は身分証明書がわりに使う程度でしょう。子育てもしかり、仮に親になる前に学ぶ場があったとしても、親になってからきちんと子どもと向き合わなければ、何の意味もありません。

 よく“子育ては親育て”と言われるように、最初から完璧な親はいません。子どもの成長とともに、親もまた親らしくなっていく。そこには日々の様々な葛藤や悩みがあって当然です。むしろもがき苦しみ悩む中で、冷静に考え解決策を学び、そして道を切り開いていく、そんな泥臭いことの繰り返しが子育ての本質なのではないでしょうか。系統的に学んで資格をとっても、やはりいろんな道を走って、経験をつんでこそ前に進んでいけます。

日々お子さんと感情的にぶつかることもあるでしょう。寝顔をみてもう少し優しくしてあげればよかったのにと後悔することもあるでしょう。自分の親としての資質に自信を無くすこともあるでしょう。それこそが、子育ての醍醐味であり、実践で得た経験と知恵に裏打ちされた素晴らしい営みの連続なのです。

 子育て教習所・・あったらいいけど、なくても大丈夫!

目的を明確に!

2021年9月3日

目的を明確に!

第26号:2021年9月号

 

 診察に入ってくるなり、「チックンしない?チックンしない?」と繰り返すお子さんがいます。「しないよ。」と一言さらりと答えても、その後何度も何度もおまじないのように聞いてきます。病院=痛いことをする場所というのが、刷り込まれているようですが、そこは受診前に今日の目的を親御さんが明確に伝えて欲しいものです。今日はどうして病院にいくのか?どうして病院に行く必要があるのか?診察だけの日はその旨を、注射の日は注射を打つ日であることとその必要性を、お子さんにきちんと説明していただけるとてもスムーズに診察ができます。

 一方で、病院にきて騒ぐお子さんに「言うことを聞かないと、先生にチックンしてもらうよ。」と叱る親御さんがいます。この言葉にわれわれは正直頭を抱えています。いろいろな要素が含まれますが、まず言うことを聞かなければ罰(体罰)を与えてもよいと認識させている。注射という本来はお子さんにとって有益なものを、怖いものと認識させている。さらには、言うことを聞かない時に先生たちに叱ってもらうよと、保護者の責任を放棄しているなどなど。何気なくお子さんに伝えている言葉が、幾重にも間違った認識を植え込んでしまっているのです。

 病院の受診に限りませんが、必ずしもお子さんにとって楽しい場所ではない、また楽しいことではない状況(薬を飲むや塗る等も)において、あらかじめその目的や必要性を明確に説明することで、お子さんも自分で考える習慣ができます。そして、注射の後は、「よく頑張ったね」と頭をなでであげる。よく注射の際に、ひたすら「ごめんね。ごめんね。」とお子さんに謝る親御さんがいますが、これももうお分かりの通り誤った認識ですよね。謝る必要などまるでありません、お子さんにとって本当に必要なことなのですから。

幼いお子さんであっても、繰り返し伝えることによって、必ずインプットされます。日ごろから、目的を明確に伝えることを意識していただきたいものです。

家族サービスという違和感

2021年8月12日

家族サービスという違和感

第25号:2021年8月号

 

 メジャーリーガーや監督は、家族のイベントがあると率先して試合を休むそうです。一方日本はどうでしょうか、子どものイベントのために敢えてお父さんが有休をとること、ましてや男性の育児休暇なんてハードルが高いのが現状ではないでしょうか。日曜日に家族と出かけるときも、同僚には「週末家族サービスだから」とあたかも特別に自分が努力してサービスする感が否めません。

コロナ禍で働き方も随分かわりました。お父さんが在宅してくれて、家事や育児を率先して一緒にやってくれることがありがたいと話すお母さんもいれば、かえってやることが増えてストレスだと愚痴をこぼす方も・・・。この違いは一体何でしょうか。お子さんの受診や健診、ワクチンに至るまで、お父さんが一人でお子さんを連れて来院されることが、この数年で本当に増えました。お子さんの病状や日頃の様子をお伺いした際に的確な返答があると、しっかり育児されているなとこちらが嬉しくなります。家事や育児を主体的に担っていくことは、家族として当然の役割だと思います。「稼ぎ男に繰り女」や「男子厨房に入らず」といった長きに渡り性別で役割分担を押し付けてきた日本の悪しき歴史からすると、本当にいい時代になったと日々実感しています。

しかし一方でまだまだ仕事がメイン、子どもや家庭のことはすべて奥さん任せで、家族との時間はサービスやサポートといった主体的になれない古典的な発想も受け継がれているのが現状です。本来は仕事のときも、家族と過ごしているときも、どちらも個人にとっては大切な時間のはずです。ジェンダーギャップ指数が世界120位(世界156カ国中)と驚くほど低い日本。今の子どもたちが大人になった時に、社会も家庭もこのギャップを埋めて、お互いに自立して尊敬しあい労わりあいながら、温かい家族を築いてほしいと切に願うこの頃です。

家族サービスではなく、家族だから当たり前に。

対話そして待つこと

2021年6月28日

対話そして待つこと

第24号:2021年7月号

 

 習い事や塾などにおいて、とかく親が言ってしまいがちなこと。「そんなに嫌ならやめちゃいなさいよ。授業料がもったいない!」あっさり「じゃあ、やめるよ。」なんて言うお子さんは少なく、大半は「やめないよー。続けるよー。」なかば怒って、時には半泣きになりながら反論してくるでしょう。そこに流れる親子の空気感は、とてもギスギスしたものです。親からみると、やる気がないように見えても、子どもにしてみればひどく眠かったのかもしれません。やっても上手にならなくて、気持ちが落ちていたのかもしれません。

 逆に、お子さんの方から「やめたい。」と言ってきた場合、親御さんはなんて返しますか。「まだ始めたばかりでしょ。もうちょっと、がんばりなさいよ~。」と一蹴してしまうことはないでしょうか。本人の“やめたい”には、本当に嫌という気持ち、それ以外にも続けたいけど難しくてうまくできない。自分には才能がないと落ち込んで、つい口からでてしまった。いずれにしても、「どうして?」と一言聞き返すだけでよいのです。本人がどうしてそう思ったのか、対話するのです。その際に、「お母さん(お父さん)はこう思うけど、○○ちゃんは?」と先手を打って親の意見を誘導するのではなく、あなたは本当にどうしたいとおもっているの?ベースで、本人の話に耳を傾けてあげてください。

一緒に暮らしているからわかっているつもりでも、ゆっくり話を聴いてみるとそんな風に考えていたの?と驚かされることが多々あります。意外に真剣に深く考えていたりします。もし自信をなくしているのならば、それを家族としてどうサポートしてあげられるか。やる気のでないときに、どんな気分転換が有効だろうか。この音楽を聴いたら、この飴をなめたら、このダンスをしたら、その他おまじないでもなんでもいいので、やる気スイッチの入れ方を一緒に考えてあげてください。

 そして最後に、本人の気持ちを引き出せたら待つことです。この“待つ”ということが、本当に難しい。お金をだしていると、つい手も口もだしたくなる衝動にかられるからです(笑)子どもは日々ものすごい勢いで成長しています。成長を生かすも殺すも、親が手も口もださずにじっくり待ってあげられるかどうかで決まります。

対話と待つこと少し意識してみませんか。(夫婦関係もしかり)💑

知恵比べゲーム

2021年6月1日

知恵比べゲーム

第23号:2021年6月号

 準備万端でかけようとしていたら、「自分で!自分で!」が始まり、自分で靴を履いたら今度は「おしっこ~」と。もう帰ろうねといっても、公園の遊具からなかなか離れない。「先に帰っちゃうよ、バイバイね。」そういうと愚図って泣き出し、事態はますます悪化する。子育て=日々のイライラとの葛藤といっても過言ではありません。

ついカッとなって禁止や命令語のオンパレード、感情的な言葉を吐いてしまい、寝顔を見ながら「ごめんね。ごめんね。」と反省することもしばしば。子育てのイライラとうまく付き合う方法はズバリ、私は子どもとの「知恵比べ」だと考えています。イヤイヤ期特有の「自分で!」も、例えばでかける前にいくつか靴を並べておいて、「今日はどれがいいかな?」とあらかじめ声をかけて、でかける前からすきに履かせてみる。遊具から離れない時は、「これから一緒におやつを選びに行こう!よーい、ドン!」と他に興味をそらしてみる。偏食のひどいお子さんには、あれこれ調理法を工夫して時には一緒に作ってみる。

いかに感情的にならずに、子どもの心をつかむかゲームだと思って、知恵を働かせましょう。お子さんも成長するにつれて、だんだん賢く(ずる賢く)なるので、その手には乗らないぞ!といわんばかりに、新たな動きを発揮してきますが、そこは「亀の甲より年の劫」。内心、そうきたか・・・と思いながらも、お子さんよりも長く生きてきた暮らしの知恵がたくさんあるはずです。小学生になっても、基本この知恵比べは続けられます。

お子さんのキャラクターにもよりますし、親御さんの日ごろの関わり方にもよるので、一概にこうした方がよいという理想的なものはありませんが、各ご家庭で独自のゲームを編みだしていただければよいのです。どうして○○してくれないのと嘆くより、○○してくれるためにはどうすればよいかな?とさまざまな知恵をしぼり、お子さんの成長を楽しみながら実践してみてください。うまくいったらラッキー!うまくいかなくてもドンマイ!

親子の知恵比べゲーム、きっといい思い出になりますよ。

早めの介入を

2021年5月6日

早めの介入を

第22号:2021年5月号

 

 「ケーキ🎂の切れない非行少年たち」という児童精神科医の著作を読みました。認知の歪みにより、小学校低学年から極端に計算ができない、漢字が書けない、簡単な図形の模写ができない、運動が苦手といった本人の努力ではカバーできない苦労があっても、適切な支援を受けることができず、やがていじめの対象となり、そのストレスからいじめの加害者、ひいては非行にはしってしまうという悪循環について言及していて、大変感銘を受けました。詳細は、是非本書をご一読いただきたいのですが、われわれはお子さんたちの発達・発育を乳児期早期から継続的に診察できる立場にあり、非常に考えさせられることがあります。

乳児期後期の健診で、つかまり立ちやつたい歩きが全くできないお子さんに、以前は個人差があるから、1歳半くらいまで経過を診ましょうというのが主流でした。しかし、そこまで待って自然に歩行が出来るようになる子もいれば、ほぼ変わらないお子さんもいます。どちらにころぶかわからないのであれば、何もせずにただ半年待つよりも、積極的にリハビリ専門のスタッフによる歩行訓練等を取り入れていくことが、お子さんにとっても親御さんにとっても有意義だと私は考えています。また、1歳半健診で意味ある単語が全くでない、言葉の理解力も乏しく、視線が合いにくいなど気になる兆候があるものの、これまた2歳くらいまで様子を見ましょう、3歳で自分の名前が言えなかったら考えましょうと、結局何もしないまま半年~1年以上経ってしまい、状況が変わらないということはよくあります。

そのようなことから、当院では早期からお子さんの発達に積極的に介入する必要性を感じて、歩行リハビリをご紹介し、言葉に関しては市のおやこ相談や民間療育などに繋げています。われわれは、運動発達や精神発達の“アンバランス”という言葉を使っていますが、「遅れですか?」「障害ですか?」と自分の子どもはそうじゃないと受け入れられない親御さんもなかにはいらっしゃいます。けれど、1年後にやはりあの時先生の勧めていただいた通り、受診しておけばよかったと後悔されることもしばしば。何より一番苦労するのは、お子さん自身ですから。

早めの介入、お子さんの発育・発達を多くの目で見守る必要がありそうです。

友達100人必要?

2021年4月1日

友達100人必要?

第21号:2021年4月号

 

新しい生活様式の中で、新年度を迎えました。この春御入園や御入学のお子様方、おめでとうございます。さぞかし胸を躍らせていることでしょう。お友達できるかな?と少し不安もあるかもしれません。みなさん良くご存じの「1年生になったら♪1年生になったら♪友達100人できるかな」という歌。この歌詞に常々疑問をもっていました。

先生方がよく言う「みんなで仲良くしましょう」子どもたちだって、様々な人格をもった人間であり、みんな育ってきた環境も違うわけで、合う子合わない子がいて当然ですよね。それでも、“みんなで”を強要されるなんてたまったものじゃありません。休み時間に外で思い切り遊びたい子もいれば、ゆっくり絵を描いたり、本を読みたい子もいるでしょう。それでも先生方は、「みんな外で遊んでいるから、〇〇ちゃんも外で遊びなさいと」と半ば強引に勧める。それぞれやりたいことをやればいいのです。休み時間ですから。

もちろん、合わないからといって意地悪する、いじめたりするなんていうのはもっての他ですが、合わないからこそ無理に付き合わない。ソーシャルだけでなく、心のディタンスをとればいいのです。それでも、クラスメートとして協力して課題に取り組むときは、割り切って一緒にやればよい。お子さんが、「〇〇君は苦手だな、好きじゃないな。」と話すと親御さんは「そんなこと言うものじゃありません。みんなと仲良くしなさい。」と半ば呪文のように繰り返しますが、私なら「合わない子がいて当たり前だよね。そういう気持ちになるのは、自然だよ。だけどそれを本人にいってはダメだよ。わりきって付き合おう(笑)」と話します。

その子が抱いてしまって気持ちは否定せずに、人間関係が円滑にいくようなルールを何気なく話す。友達100人もいらないですよね。お互いに切磋琢磨しあえるような、素敵なお友達が数名できればいいけど、小学校時代ではなかなか難しいかもしれません。きっとその先でもみつかりますから・・・。

お友達付き合い、もっと気楽に考えましょう!!(ママ友関係もしかり)

サイコパス診断

2021年2月15日

サイコパス診断

第20号:2021年3月号

 

小学校3年生の女の子が、休み時間に1人で読書をしていたら、クラスメートの女の子がきて、「〇〇ちゃんは、サイコパスだよね~。」と言われました。その子は、最初何のことかわからず、どちらかと言えば文句に近いなと直感したようです。その後も事あるごとに言ってくるので、ある日帰宅後に母親に伝えると、「それはひどいわね。担任の先生に連絡しようか?」となりました。そこで女の子は、「いや、自分で解決したい。まだ先生にいわないで」と。

 

そこで、女の子と母親は“サイコパス”という言葉をネットで一緒に調べてみました。いろいろ難しい事が書いてあったけど、その子は(人の心がない人、愛情や優しさを持たない冷たい人、精神的におかしな人)と解釈しました。併せて載っていた“サイコパス診断テスト”も受けてみました。いくつかの質問に答えていくのですが、例えば平気で嘘をつく・後悔しない・感情がない・問題行動を起こすなどでした。どれも当てはまらず、私はサイコパスなんかじゃない!と強く思ったようです。

後日クラスメートからまた同じことを言われました。今度はきちんと「サイコパスって意味を知って使っている?精神的におかしな人のことだよ。私は違うから。」ときっぱり言ったそうです。そういうと、相手の女の子はそれ以上何も言い返せなかったと。

ただからかっただけかもしれません。最近知った言葉を使いたかっただけかもしれません。あるいは親御さんが日常的に使っているのかもしれません。それでも、むやみに言われ続ける方はたまったものじゃありません。親が先生に話して、やめてもらうよう頼むのも一つの方法かもしれませんが、子ども同士のいじめは年々陰湿になっています。ましてや、小学生も中高学年になると、自我もでてきて頭も良く働きます。

親が先回りして介入するよりも、子ども自身が解決する道をそばでサポートしてあげるのも、親としては大切なことかもしれませんね。

本当のサイコパス((+_+))にならないためにも・・・。

偏食はダメ?

2021年2月15日

偏食はダメ?

第19号:2021年2月号

 

「残さず食べなさい!」「好き嫌いしてはいけません!」何十年も当たり前のように言われ続けてきたこの言葉。飢えが厳しい戦時中ならいざ知らず、飽食の時代にはたして当てはまるでしょうか?

 

食べる量なんて、その子その子によって違います。1回量が少ないお子さん、食べることに貪欲でおかわりするお子さん。年齢や個性によって違って当たり前なのに、なぜあらかじめ大人が感覚的に決めて出した量を、間食しなければいけないのでしょうか?食べないと「なぜ残すの?」と怒られる。

好き嫌いだってしかり、味覚は人それぞれ違うものであり、今の時代に特定の野菜が食べられないからといって、栄養が偏ることは考えにくいでしょう。(もちろんお菓子でお腹がふくれてしまうことは賛成しません)「好き嫌いが多いと大きくなれないわよ。給食で困るでしょ。」と嫌がっているのに無理やり脅して食べさせる。

本来家族の食卓は、楽しく「おいしいね」と言いながら囲むものなのに、親はキーキー言いすぎてストレス、嫌いなものを強要される子どもは地獄。食育なんてあったものじゃありません。

 

大人だって苦手な食材(ちなみに私は牡蠣が食べられません←アレルギーではない)はありますし、昨今食物アレルギーの増加に伴い、根性で食べるなんてナンセンスなはずです。アレルギー食材であれば、誤って食べれば、事故につながることも・・・。

 

もちろん、食べてもらう工夫(調理方法や一緒に料理する等)をすることは大いに結構ですが、子どもの頃の好き嫌いなんて所詮、大人になったらほぼ克服されていますから。今多少の偏食でもいいじゃないですか。

 

もういい加減古い呪縛から解放されて、家族で楽しい食卓を囲みませんか。

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