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読書のススメ

2021年2月15日

読書のススメ

第15号:2020年10月号

 

ズバリ最近本を読んでいますか?目まぐるしい日々の子育ての中で、ゆっくり時間をとるのは難しいかもしれません。幼いお子さんへの絵本の読み聞かせは、情緒を育み、親子の穏やかな時間を作ってくれ、寝る前であれば寝かしつけにもってこいです。それを習慣にして、絵本を何冊読んだら寝ようと決めている方も多いのでは。少し前に流行った「おやすみ、ロジャー」は読んでいる親御さんが先に寝落ちしてしまう程とか?

お子さんが小学生くらいになり、絵本ではなく小説や伝記、もちろんマンガでも一人で読めるようになったら、是非親御さんもお子さんと同じ本を手に取って読んでみてください。最近の小説やマンガは子供向けとは思えないほど、人物設定や物語の展開がよく練られているので、大人が読んでも十分に楽しめます。なにより同じ本を読み、その内容や人物の想いを共有することは、日頃の親子関係を良好に保つツールにもなります。

 

たとえば日常のなにげない会話の中で、何かトラブルが起きてお子さんと話し合うときでも、そういえば○○(本のタイトル)にでてきた主人公の○○ちゃんなら、こんな風に思うかな?あの時もこうやって解決していたねと、より具体的に気持ちを想像して、解決方法を考えるヒントが本の中にはたくさん隠れています。

お子さんにとっても、自分が興味をもっている本を親御さんが一緒に読んで、ストーリーを共有してもらえることは、本当に嬉しいものです。同級生と盛り上がるのも楽しいのですが、大人は人生経験を積んだ分感じ方も異なるため、お子さんにとっては親の意見はとても新鮮です。親御さんにとっても、同じものを読んでもこんなに感じ方が異なるのかと、我が子の成長を感じられるすばらしい時間となるでしょう。

もちろんお子さんと本を共有するだけでなく、親御さん自身が日常的に本を読む姿は、お子さんが本好きになるうってつけの方法です。

秋の夜長に並んで読書、心の栄養補給になりますよ。