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奮起する力になるもの

2025年6月27日

奮起する力になるもの

第71号:2025年6月号

 お子さんが何かに挑戦してその結果が思っていたものと違い、ものすごく「悔しい」という感情が湧いていたなら、それは挑戦して大成功です。なぜなら、この「悔しい」いう感情こそが、新たに頑張ることができる原動力になるからです。一見するとネガティブな感情に見えるのですが、勉強でも運動でも、習い事等においても、うまくいかないからこそうまくいくにはどうすればいいのかを真剣に考えるチャンスが訪れるからです。不思議なことに、他のことではリベンジできないのです。勉強が出来なかった悔しさは勉強でしか、スポーツにおける悔しさはその中でしか解消できないのです。他のことで紛らわそうとしてもそれは一時的なものに過ぎず、心にしっかりと残ります。逆に「悔しさ」が湧かなかったものは、本人にとってもそれほど大切なものではなかったのかもしれません。それならば手放しても良いでしょう。

よく「悔しさをばねにして」と言われますが、まさにその通りだと思います。それほど情熱をかけて取り組んだという証ですから。思えば私自身も、常に沸き上がった悔しさと闘ってきたと思います。「このままでは絶対に終われない・・・」という強い気持ちが、自分を奮い立たせてくれてここまでやってこられました。だから失敗や挫折は大いに経験しておくことで、そこから立ち上がる術を自分で身に着けていくことができます。その力は、「レジリエンス」と呼ばれ昨今大変注目されています。また自身で頑張るだけではなく、多くの人に協力してもらうことも必要です。真の自立とは、自分でなんでもできることではなく、多くの人たちとお互いに支え合って協力し合って成し遂げていくことだと私は考えています。

 さて、うまくいかなかったらどうしようと考えて挑戦しないよりは、最初からうまくいかなくても当然くらいに思ってやってみましょう。うまくいかず、「悔しい」と思うならば続ければいいし、そうじゃなければいつでもやめればいい。人間はやってうまくいかなかった後悔より、やらなかった後悔の方が大きいと言われています。新生活にもそろそろ慣れてきた今、新しいことを始めるにはもってこいの時期ではないでしょうか。

ダメもとでおもいきり挑戦、悔しさをばねにしてまた立ち上がればいい!